「大願」を成就して思ったこと。
「仕事が人を輝かせるのではなく、人が仕事を輝かせる」
こんにちは!TLBライフ株式会社の境です。
タイトルにありますが、ここ半年間の私にとっての「大願」とは、「新規開拓をしたクライアント企業様において、教育研修の機会を頂戴すること」。
これはむしろ「悲願」と表したほうが適切かもしれません😢
これを成就するために、
- 営業用資料の新規作成
- 疑問や質問事項の明確化
- 過去実績の可視化
- 入念な事前準備(説明・提案)
- 有言実行・約束履行
- 礼儀礼節の体現
などなど、初回であった6月初旬の営業訪問を起点に、7月・9月・10月とご提案の機会を頂戴すること4回。
これを成就するためにさまざまなことを実施して参りました。
以前の記事で企画中である旨をお伝えしましたが、先週11月22日の金曜日。
ついに「大願(=悲願)」を成就することができたというお話しなのですが、大きく分けて三点。
- 大願成就が現実味を帯びてきたときの心情。
- それがなぜ「大願=悲願)」だったのか?
- 成就してみての心情。
今回はこのようなお話しをさせていただきたいと思います。
【研修企画に関する記事はこちら!】
1-① かねてからの「大願」について
訪問させていただくこと4回。
・「確約」は10月14日。
・「受注」は10月17日。
・「納品」は11月22日。
何が起こるかわからないのが人生。
しょせんは受注をいただいただけ。
11月22日当日の開始時刻を迎えるまでは、決して安心などできません。
当たり前ですが電話やメールでのやり取りにも細心には細心の注意を払う。
健康管理はもちろん、事故や怪我などのリスク対策も抜かりなく。
準備に全力を注ぐこともちろん、1週間前までには実施内容のご承諾をいただくべく、早め早めの行動をとる。
とにもかくにも油断は禁物!
こんな面持ちでこの5週間を過ごしてきたというワケです。
1-② 研修会の運営が「大願」であった理由について
現在、私は「営業」「コンサルタント」という世界に身を置いているワケですが、営業ですので、まずは「結果」を出さなければ…という部分が当然ありますし、何よりもこれまでさまざまな場所において受講者の方々にお話ししてきた多岐にわたるコンテンツにおいて、※最大の「売り」であり、最も反響があったのは『結果」についての話であったという背景があります。
※実際、弊社が保有しているさまざまなコンテンツについては、そのときどきのトレンドやホットな話題などの世間情勢や世論、また自身の考え方や感覚の微妙な変化により、修正を加えたり、それにとどまらずに抜本的な作り直しをせざるを得ないことが多いのですが、「結果」については当初から何の修正も加えていない事実があります。
過去を振り返れば、確かに「結果」を出してきたこともあるのですが、過去の成功体験などはすぐに陳腐化する時代。
時の流れに伴い、人々の価値観も大きく変わっている中において、過去の成功体験から脱却できないことは、この時代においては非常に大きな「リスク」となる。
早いものでもう2年以上が経過しましたが、この事例などは好例であるはずです。
過去視聴率が取れた手法が今も通用するのか…。
話を戻しますが、ゆえに私が何よりも欲しかったのはただひとつ。
それは、現在置かれた状況下における「結果」。
なぜならば、これなくして研修等の教育機会を通じてお話しをさせていただく内容、もっといえば、当社TLB ライフ株式会社が販売する商品のひとつに「真の説得力」は出ないからなのです。
社外秘ゆえに大半を消し込んでおりますが、これは企業様にご提案差し上げる際に提示する資料の一部。
研修会当日の運営はもちろん、正式に受注をいただいてからの期間は、一所懸命に・真剣に・全力をもって準備に取り組んだことはもちろんなのですが、「大願」ともいえる、強く切望していたことが成就して思うことについて率直にお話ししたいと思います。
⑴ 達成感と安堵
もっとあると思ったのですが、悪い意味ではなく、あまりというかほぼ感じることはありませんでした。結局のところ、これがゴールではなく、むしろスタートラインに立ったにすぎないのが実際ですから、当然といえば当然かとは思います。
受講者の皆さまからのアンケートも頂戴しましたが、大変ありがたいことに好意的なご感想もいただきました。
しかし、これは達成感や安堵とはまったく関係がない要素です。
研修会という名のもとで、大変僭越ながらも人の前に立たせていただき、お話しをさせていただくワケですから、受講者に「タメになった」と言っていただくのはごくごく最低限かつ当たり前の話。
受講者の方々の疑問や不納得感などの「モヤモヤ」を残す研修などはありえません。
これが「好意的ご感想」と「達成感と安堵」がつながらないゆえんです。
とはいえ、やはりうれしいもの。
当日の帰宅後、ささやかながら妻と「祝杯」をあげさせていただきました😄
⑵ 心地よい疲労感
これは今回にかぎった話ではありませんが、研修の運営はいい意味で疲れます。
心地よいですが、もうヘトヘト…😅。
当日と翌日の疲労感は並々ならぬものがあります。
特に今回はTLBライフ株式会社という新天地での初受注であったため、本当に疲れました…😅。
今回の受注案件である「内定者研修会」のご参加者は合計9名。
主役である内定者は5名。
オブザーバーの方々4名。こちらは役員2名、部長様1名、採用ご担当者様1名という内訳です。
これも当然といえば当然ですが、その企業様における正式な教育活動の一環のなかで、大事な方々をお預かりするワケですから、一言一句までを吟味・厳選して話さなくてはなりません。
また、内定者の方々はもちろん、ご担当者様・経営陣の方々からは「できて当然」という目で見られるワケですから、1秒たりとも気は抜けません。
企業内担当者とは異なり、お金をいただく「プロ」として前に立たせていただいているのですから、これも決して大げさな話ではありません。
そのような状況において、自身の一言一句・一挙手一投足に「プロ」としての立ち振る舞いとして「?」があった段階で、説得力は地に落ちます。
研修運営となると、何をテーマとして取り上げるかに腐心する方も多いのですが、それよりももっと重要なことがあるのです。
時間の長短にかかわらず、研修の企画運営を行って疲れないということのほうがおかしいと思います。
人に何かを教えたり、何かに気づいていただく…。
労せず実現できるワケもありません。
こればかりは何度やっても変わりません。
⑶ 反省と改良改善
正味2時間半というお時間をいただいたワケですが、自己採点で75点くらいの出来。
・〜を伝えるべきだった
・〜は改善の余地あり
当日の内容や時間管理についてはもちろん、段取りや準備段階も含めて「完璧」にはほど遠い内容。
思い返せば返すほど、こうしたことが思い浮かんできます…。
幸いにも次回3月のご依頼もいただいておりますので、自己採点で100点と言えるような内容を目指す次第です。
⑷ 確信と希望
上述のとおり、今回受講されたのは男性4名・女性1名の計5名。
「何をやらされるのだろう…?」
「面倒だな…。」「億劫だな…。」
「眠い…。」
「早く終わらないかな…。」
緊張・不安・疑心暗鬼・倦怠感・警戒…。
当日の体調もさまざま。
初めてお会いするがゆえ、信頼関係もない。
ゆえに、当初はこのような面持ち・状態で臨まれると思うのですが、研修会の主旨・目的の説明をもとに、ひとつひとつのコンテンツを丁寧に論理性をもってお話しをさせていただくうちに、目つきや姿勢がどんどん変わっていくのが手にとるように分かります。
短い時間のなかでも、不安を払拭し学びを与えることはできる。
今回担当させていただいた内定者の方々のような、磨けば光る若く可能性豊かな人材に気づきを与え、元気になっていただく。
こうした活動を通じて企業様を元気にする。
こうした活動に価値があることをあらためて確信した次第。
そして、ひとつ実績ができたことにより今後の営業活動やプロモーション展開にも大きな希望が持てた一日となりました。
大変ありがたいことに、皆さまのご感想もいただきましたが、最も反響が良かったのはやはり「結果を出すために…」というコンテンツ。
説得力が増したのでしょうか😄
いずれにしましても、営業段階から真摯にお話を聴いていただき、こうした機会をくださったお客様への感謝の気持ちを忘れずに今後も誠心誠意取り組んでいく次第です。
⒉「大願」と思っていたことが成就して思ったこと
いくつかありますが、結論としては「意外とあっけないな」ということ。
過去を振り返ってみれば確かにそんなものなのかもしれません。
一定の満足はしつつも、成就すべきはまだまだたくさんある。
ひとつ成就しても、またさらに成就したいことが出てくる。
そう考えると「大願」ではなく、「念願」だったのかもしれません…。
例えるならば、まだダルマに片目が入っただけの状況にすぎない…。
「大願」とは何なのでしょうか…。
ビジョンのようなものかもしれませんし、本当は実体のない目指すだけのものなのかもしれません。
最後になりますが、
①現在の皆さまにとっての「念願」とは何ですか?
②その「念願」の先にある「大願」とは何ですか?
③まずはその「念願」を成就させるために、日々具体的に何をなさっておられますか?
④現在から最も近いところで成就した「念願」は何ですか?
就職先が決まることは「念願」…。
では「大願」とは?
このようなことも適宜お振り返りいただければと思います。
「企業が人を輝かせるのではなく、人が企業を輝かせる」
TLBライフ株式会社の境でした。
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