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「理不尽」をどう受け容れるか【後編】

「仕事が人を輝かせるのではなく、人が仕事を輝かせる」

  こんにちは!TLBライフ株式会社の境です。

前回・前々回に引き続き、「理不尽」についてのお話し。

本日は「まとめ」です。

 

【中編・前編はこちら!】 

tlb-life.hatenablog.com

 

tlb-life.hatenablog.com

 

 

「理不尽」をどう受け容れるか。まとめ。

 物事の筋道(道理)が通らないこと。世間の常識と照らし合わせて逸脱していること。

自らお話しをしてきたなかで大変恐縮なのですが、こと企業での話になると受け容れようとしない人や受け容れられない人が…。と述べてきましたが、実はこれは誤りでした。

実際はどのような場面であろうと変わりません。

どのようなことでしょうか。

 

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「理不尽」と「理不尽?」を仕分けする。

そもそも人生は自分の思い通りにはいかないもの。

ビジネスシーンであろうが、プライベートであろうが、招かれざる事象が起こるのは必然であるがゆえ、特に「理不尽?」に必要以上に踊らされないようにするためには、下記を明確に仕分けすることが必須となります。

「物事の筋道(道理)」として通っているか

まずは、「人として・企業として」どうなのかという観点。

「相談」や「通報」など、受け容れる必要のないことに対しては「策」を講じなければなりませんし、「大切な存在との永遠の別れ」など、時間をかけて受け容れざるを得ないものもあります。

「世間の常識からの逸脱」なのか「自分の常識からの逸脱」なのか

つぎに、自分の常識と他者の常識が異なるように、自分の常識と企業の常識は異なりますので、冷静になってじっくり考えることが必要です。

心穏やかにはなかなかいられませんが、このように、「理不尽?」という事象に直面したら、まずはこのふたつを点検する必要があります。

そうやってみると、私自身も「理不尽?」つまりは「自分本位の単なるわがまま」にすぎなかったことが実は多くあったことが見えてきます。 

最後に最も重要なこと。

❸企業においても「理不尽」はある。

企業においても、ときに私たちのプライベートにおける究極的な「理不尽」である、「大切な存在との永遠の別れ」と同種の、道理が通っていない企業人としての究極の「理不尽に遭遇することも当然あり得ます。

皆さまは、なぜだと思われますでしょうか。 

 

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このなかでもさまざまな「理不尽?」と「理不尽」が…
 

経営者と従業員の「最優先事項」は異なる

前回の記事で記した「経営者と従業員の根本的な違い」は実はもうひとつあります。

ひとつはご紹介のとおり、経営者は社運を左右しかねない高額案件への投資や、数千人規模にもおよぶ人員削減など、企業にとっては非常に重要となる経営判断を下さなくてはならない立場であり、その決断を他者に委ねることは絶対にできないということ。

私たち従業員にこのような判断・決断はできません。

私たち従業員はシビアな判断を上席に委ねることができます。

でも経営者は決断を委ねることはできません。

そして本題。

もうひとつは、記載のとおり「最優先事項」です。 

営業拠点の責任者レベルや、私のような教育実務の担当者レベルだった者とは根本的な役割が異なる…。

経営者が最優先させるのは、売上でも営業利益でも人の教育でも、離職率低減でもありません。

 

 

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「社の存続」

会社をつぶしてならない。
経営者の最優先事項は、これにほかなりません。

自社の「存続・永続」を最優先にしての「投資」であり、大型製造拠点の「閉鎖」や事業の「縮小」、大規模な人員「削減」という判断・決断であることを念頭に置かねばならないと思いますし、従業員という立場で、自社の存続・永続を最優先とされている方は少ないはず。

大事には思うも、私はそこを最優先とはしておりません。

このように判断・決断の根拠も基準もそもそも違うワケですから、両者の思惑と解釈に齟齬が生じるのは必然。

つまり、会社も人生も「理不尽」なのです。

 

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◆昇給などの待遇改善や決算賞与の支給や、福利厚生の充実など、の過程においての経営判断は、一時的には感謝されるも時間が経てば当たり前のこと、単なる過去の思い出に…。

の過程においては、断腸の思いでの経営判断、苦渋の決断を迫られる。従業員やその家族、ときに世間からの疑問や不満や批判の矢面に。

私はこの立場を経験したことがないがゆえ、どうしても説得力に乏しい部分があるのですが、私には想像もできないような苦悩があることが理解できたときから「理不尽?」の数が急激に減ったことは間違いありません。

「理不尽」をどう受け容れるか。

  • 一度かぎりの人生を楽しく充実したものにしたい。
  • 人生は何が起こるかわからない。
  • 自分の常識と他者の常識は異なる。
  • 常識同様に、最優先事項も異なる。
  • ゆえに「理不尽」「理不尽?」は不可避。
  • だから人生は思い通りにはいかない。
  • 会社での時間も思い通りにはいかない。
  • 「理不尽」を知っておく。
  • 受け容れるべきとそうでないものの存在を知る。
  • 「理不尽」に直面したら、仕分けを行う。
  • 受け容れるのか、策を講じるのかを判断し、実行する。

大まかに、このような内容で3回に分けてお伝えしてまいりました。

ビジネスシーンやプライベート…、私たちの日常は「理不尽?」や「理不尽」の連続です。

しかし、そのなかのほんの僅かを占める「どうにもならないこと」に対して、過度に腹を立てたり、心配したり、落胆をしてもそれが解消されることはありません。

かえって自身の健康に悪い影響を及ぼすだけだと思うのです。

これが「ストレス」です。

その大多数を占める、実は「理不尽」ではない「理不尽?」との付き合い方を駆使しながら、自分の人生をより良いものにしていきたいものですね。

会社は会社の都合で動く。

自分に経営判断を行う権限がない段階で、会社は「理不尽」なのです。

社員教育には必須のコンテンツであると思っております。

適宜ご活用いただければ幸いです。 

 

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 「企業が人を輝かせるのではなく、人が企業を輝かせる」

TLBライフ株式会社の境でした。

 

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