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ブログ版「コミュニケーション」研修③

「仕事が人を輝かせるのではなく、人が仕事を輝かせる」

  こんにちは!TLBライフの境です。

 早いもので開設以来、本日で21日連続更新の第21号。読者様数も閲覧数も想定以上となり大感謝!

 今回も最後までお付き合いくださいませm(_ _)m

「コミュニケーション」を考える

 前々回の記事では「コミュニケーション」「前段」、前回の記事ではその「入口」ということでお話しをさせていただきました。

「良好で円滑なコミュニケーション」実現のため「共有しようとすべき」こと 

 「入口」とは「コミュニケーション」の語源でもある「共有」「共有しようとすべき」の一つ目はそもそも自分とは異なる相手の人間性、つまりそれをまずは「共有しようとすること」が不可欠ではあるも、共有(受け入れる=受容)」できたとしても、それだけではコミュニケーション」はうまくいかないのですというお話しでした。

 前置きが長くなりましたが、それ以外に「共有(受容)しようとすべき」が必須なのはどのようなことなのでしょうか。

 

 

 

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②「共有しようとすべきこと」お互いの「立場・役割・責任」の違い

 企業でいえば「社長→取締役→部長→課長→一般社員→新入社員」、部活動でいえば「キャプテン→3年生→2年生→1年生」、自治会でいえば「会長→副会長→会計≒会員」など、会社組織や各種コミュニティにおいては立場・役割・責任の違いが存在します。

 

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「昇進してから変わったよな…」

「なぜこんなカンタンなことが…」

「キャプテンだからって調子に乗って…」

「人としては好きなんですが…」

 

 このような物言いを耳にしたことはありませんでしょうか。

 昇進すると、キャプテンに選ばれるとその人の人間性は変わるのでしょうか?

 人としては好き‥。好きなのになぜ「共有(受容)」できないのでしょうか?

 その結果、なぜ「コミュニケーション」がうまくいかないのでしょうか?

 それは立場と役割の違いが共有(受容)できていないからにほかなりません。

 上司(部下)との「コミュニケーション」がうまくいかず、関係性も…というケースの理由の大半がこれです。

 社長になれば、部長になれば、キャプテンになれば、言いたくないことだって言わざるを得ない。

 社長と社員では最優先することも負う責任も違う。

 何年もその仕事をしていれば、経験も情報も豊富だから、失敗は少ない。でも3ヶ月前に入社したばかりの新入社員はそうはいかない。

 

「いちいちうるさいな…」

「嫌 (イヤ)な人だな…」

「なぜできないの?」

 

 相手の立場や役割や責任を「共有(受容)しよう」とせず、自分視点でしか解釈をしないからこのようになると思うのです。

 「コミュニケーション」に難があり、職場や各種コミュニティでの人間関係がうまくいきづらい方というのは総じてこの傾向にあるような気がするのです。

 

「言いづらいよな…」

「大変だよな…」

「自分も新入社員だったときは…」

 

こう解釈できればどれほど変わるのか…。

 

 

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この場合は「立場」のみですが、先日の我が家での一幕。

◆中学1年生の息子にテスト期間くらいはベストを尽くしてもらいたいと思っているわたくし。勉強がすべてとは思いませんが、好きなことは一生懸命も、嫌いなことから逃げているようではその先が心配。

◆当然「その先」はイメージできず、「勉強は嫌い」の一点張りで、目の前の部活やゲームやスマホ📱のほうが…という息子。 

 

「いいからやれ!」
「取り上げるぞ!」
「バチン!」

 

 親としての立場ばかりで相手の立場を考えず、力を盾にこうしたらどうなるか…。当然そこで「コミュニケーション」は断絶してしまいます。

 

「自分も大変だったな」
「成績も大したことなかったな」
「遊びまわってたな」

 

このように考えれば、

 

「でも遊びたいよね」
「原因はなんだろう」
「今後どうしようか?」

 と、次の「コミュニケーション」に繋がっていく。

 その結果、いまは毎日少しずつ1学期の復習を頑張ってくれるようになる。「覚えたから問題出してー🖐」などとも言ってくる。 

 相手の言動によって瞬間的に「カチン」とくることはあります。感情は無意識に湧き出るため、これは仕方のないことです。でもそれをグッとこらえ、相手の立場に立って考えれば衝動的な言動は抑えられます。

  衝動的な言動をしてしまえば、お互いの関係性崩壊(コミュニケーションの完全な断絶)の可能性は極めて高まります。 

 高い目標を目指せば、現状が厳しければ、当然上司は口うるさくなります。順調に進捗していればその逆にもなります。

 上司の人間性そのものが大きく変わっているということはありません。

 新入社員のときは言えていたことが今は言えないということはありませんか?

 有する人間性にかかわらず、立場が変わることにより「そうせざるを得ない」ことって多くあると思うのです。

 「そうせざるを得ない」のに、それを「共有(受容)」してもらえない。当然上司は面白くありません。そうなるとご自身の評価は…。

 「コミュニケーション」が良好でない状態は自分にとっての「利」を阻害しかねません。

 報連相は言ってみれば「共有」するということ。それを怠れば、相手は面白くありませんから関係性は悪化の方向に向かいます。

 皆さまは相手との「立場・役割・責任」の違いをまずは共有(受容)しようとされていますでしょうか?そして、結果として共有(受容)できていますでしょうか?

 「コミュニケーション」で悩んでいらっしゃる方がいるのであれば、その原因はこのあたりにある可能性「も」非常に高いと思います。

 基本的には利害関係が希薄な「赤の他人」。一生面倒を見てくれる上司などはいません。加えて一般的に8割は「合わない」部類に入る。それらに加え、ひとりひとり異なる「立場・役割・責任」が介在する。

 だから「良好で円滑なコミュニケーション」の実現は難しいのです。エラそうに言ったって私もできていないこともあります。頭ではわかっていても心情的にやりたくないということもありますよね。でも、知っているのと知らないのでは違いますし、知っていれば「まずはやってみよう」に繋がっていくのです。

 では、その実現を「さらに」難しくする三つ目の「共有しようとすべきこと」とは何なのでしょうか。 

 実は上述の内容に含まれているのですが、これについては次回以降の記事でお話しさせていただきます。

 

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